ForexTester 6 のデータ保存先を変更する方法|インストール先フォルダとCドライブ容量の関係
Cドライブの容量が厳しくなってきたときにできること
ForexTester 6 を使い始めてヒストリカルデータをけっこうダウンロードしたら、Cドライブの空き容量がずいぶん減ってきちゃって。ForexTester 6 のデータの保存先って、あとから変更できるんですか?
結論から言うと、保存先は変更できます。ただし ForexTester 6 に「設定画面を開いてフォルダを指定し直す」という専用のメニューがあるかどうかは、公式サポート情報からは確認できていません(撮影時に実機で確認する予定です)。確認できているのは、インストールするときに選ぶフォルダが、そのままデータの保存先になるという仕組みと、公式サポート情報が案内しているデータ移行の手順です。ここを最初に押さえておくと、これからの話が分かりやすくなります。
インストール時に選ぶ場所が、そのままデータの置き場所になるってことですね。じゃあ、もう ForexTester 6 をインストールしちゃってる場合はどうすればいいんですか。
そちらも公式のサポート情報に手順が案内されています。パソコンを買い替えたときのデータ移行と同じ考え方で、いまインストールされているフォルダの中身をコピーして、新しく作った保存先に置き直す、という流れになります。順番に見ていきましょう。
始める前に確認しておきたいこと
始める前に、何を確認しておけばいいですか。
大きく分けて2つの状況があります。これから ForexTester 6 をインストールする場合と、すでにインストール済みで保存先だけ変えたい場合です。どちらに当てはまるかで、進め方が変わってきます。
私はもうインストール済みで、あとから容量が足りなくなってきたパターンです。
それなら、いまのインストールフォルダの場所を確認するところから始めます。公式サポート情報によると、既定の保存先は「C:\ForexTester」というフォルダです。インストールのときに特に何も変更していなければ、まずはここを開いてみてください。ForexTester 6 自体の基本的な使い方にまだ不安がある場合は、こちらもあわせて確認しておくと全体の流れがつかみやすくなります。
状況によって選び方も変わってきそうですね。
そうですね。判断の目安を表にまとめておきます。
| 状況 | おすすめの保存先 | 理由 |
|---|---|---|
| 特にこだわりがない | 既定のフォルダ(C:\ForexTester) | 公式サポート情報でも推奨されている場所 |
| Cドライブの空き容量が少ない | 別ドライブの浅い階層のフォルダ | Program Files フォルダや深い階層のフォルダはトラブルの報告がある |
| すでにインストール済みで移したい | 新しい場所への再インストール+フォルダの上書き | 公式サポート情報のデータ移行手順と同じ考え方で対応できる |
「C:\ForexTester」がデフォルトの場所なんですね。バージョンの数字とかは付かないんですか。
公式サポート情報の英語版ページでは「C:\ForexTester」という表記で案内されています。一方で、日本語版のサポートページには、旧バージョンの案内がそのまま残っていて、フォルダ名の末尾にバージョン番号(3 や 4)を付けた古い表記も見つかりました。どちらも同じ仕組みを指していますが、表記が更新しきれていない箇所があるようなので、実際のインストール先は自分の環境で一度確認しておくと安心です。
インストール時に保存先を指定する手順
これから ForexTester 6 をインストールする場合の手順を教えてください。
インストーラーを進めていく中に、保存先フォルダを選ぶ段階があります。順番はこうなります。
- 1. インストーラーをダウンロードして起動する公式サイトからインストーラーをダウンロードし、ダブルクリックして実行します。
- 2. セットアップウィザードを進める「次へ」をクリックし、使用許諾契約の内容を確認して同意します。
- 3. インストール先のフォルダを指定するソフトをインストールするフォルダを選ぶ画面が表示されます。ここで既定のフォルダのままにするか、別のドライブのフォルダに変更するかを選びます。
- 4. デスクトップアイコンの作成を選ぶ必要であればチェックを入れたまま「次へ」をクリックします。
- 5. インストールを実行する内容を確認して「インストール」をクリックし、完了を待ちます。
3段階目の「インストール先のフォルダを指定する」のところ、Cドライブ以外を選んでも大丈夫なんですか。
Cドライブ以外のフォルダを指定すること自体は可能です。ただし、公式サポート情報では「C:\Program Files」フォルダの中へのインストールは推奨されていません。理由として、不具合が起きる可能性が高くなることが挙げられています。Dドライブなど別のドライブを使う場合も、Program Files のような特殊なフォルダは避けて、分かりやすい場所を指定するのが無難です。
「分かりやすい場所」っていうのは、具体的にどういう意味ですか。
そこは正直に言うと、公式サポート情報には「どのくらい深い階層のフォルダなら問題ないか」という具体的な線引きまでは書かれていません。ForexTester 6 以外のバージョンを扱ったブログ記事の中には、Dドライブの深い階層のフォルダを指定したらエラーが出て、ドライブ名だけを変える形にしたら保存できた、という報告もありました。あくまで一利用者の報告であり ForexTester 6 で同じ挙動になるとは断定できませんが、迷ったときは既定のフォルダ名に近い、浅い階層のフォルダを指定しておくほうが無難です。
インストール先フォルダを選ぶときの目安
- 既定のフォルダ名から大きく変えないほうが安心です 。「C:\ForexTester」に近い、浅い階層のフォルダ名にしておくと迷いにくいです。
- Program Files フォルダは避けます 。公式サポート情報で不具合の可能性が案内されています。
- ドライブだけを変える発想でも十分です 。Cドライブの容量が理由なら、フォルダ名はそのままでドライブ名だけをDドライブなどに変えるだけでも目的は果たせます。
インストールフォルダの中身
インストール先のフォルダの中って、どうなってるんですか。
公式サポート情報によると、インストール先のフォルダの中には少なくとも「Projects」「Templates」「Data」「Screens」の4つのフォルダがあります。表にまとめます。
| フォルダ名 | 役割 |
|---|---|
| Projects | 保存したプロジェクトファイルが入る場所 |
| Templates | 保存したテンプレート(チャートの配色や配置などの設定)が入る場所 |
| Data | ソフトの動作に関するデータが入る場所 |
| Screens | スクリーンショットの保存先。公式FAQの案内でこの名前が確認できています |
他のサイトだと、HistoryとかNewsっていうフォルダの名前も見た気がするんですけど、それも入ってるんですか。
公式サポート情報の中で名前が確認できているのは Projects・Templates・Data・Screens の4つです。ForexTester の旧バージョンを扱った非公式のブログの中には、これらに加えて History・News という名前のフォルダも紹介しているものがありました。ただしそれは公式サポート情報の逐語ではなく個人ブログの記載で、対象バージョンも ForexTester 6 とは限りません。ForexTester 6 で実際に History・News というフォルダが存在するかどうかは確認できていないので、フォルダ名は公式サポート情報で確認できている Projects・Templates・Data・Screens の4つを基準に進めるのが確実です。
Cドライブの容量を圧迫しているのって、このうちのどれになるんですか。
そこは公式サポート情報の中で「Dataフォルダの中身がヒストリカルデータそのものです」と明言している一文までは見つけられていません。ただし、データセンターの機能で通貨ペアごとの1分足データやティックデータをダウンロードするほど、インストールフォルダ全体のサイズが大きくなっていくことは間違いありません。ダウンロードするデータ量が多くなるほど、Cドライブの空き容量に影響してくる、という理解で進めて問題ないと思います。
すでにインストール済みの場合に保存先を変える手順
私みたいに、もうインストールしちゃってる場合はどうすればいいですか。
公式サポート情報には、パソコンを買い替えたときのデータ移行手順が案内されています。同じ手順は、同じパソコンの中でドライブを変えたいときにも応用できます。流れはこうです。
- 1. 現在のインストール先フォルダを開く既定のままなら「C:\ForexTester」を開きます。変更していた場合は、そのときに指定したフォルダを開きます。
- 2. Projects・Templates・Data の3つのフォルダをコピーするこの3つのフォルダが、これまでの設定とデータの本体です。
- 3. 新しい保存先に ForexTester 6 をインストールし直すインストーラーを起動し、今度は新しく使いたいドライブ・フォルダを指定してインストールします。
- 4. コピーしておいた3つのフォルダを、新しいインストール先に置き換える新しいインストール先にできている同名のフォルダに、手順2でコピーしたフォルダを上書きします。
- 5. ForexTester 6 を起動して内容を確認するプロジェクトやテンプレートが引き継がれているか、実際に開いて確認します。
これって「同じパソコンの中で保存先を変える」ときも、まったく同じ手順でいいんですか。
公式サポート情報が案内しているのは、あくまで「パソコンを買い替えたときのデータ移行」という場面です。同じパソコンの中でドライブだけを変える場合の専用手順が、公式サポート情報の中に別途あるわけではありません。ただ、やること自体は同じで、コピー先が「新しいパソコン」か「同じパソコンの別ドライブ」かが違うだけなので、考え方はそのまま使えます。不安であれば、古いインストール先のフォルダはすぐに削除せず、新しい環境で問題なく動くことを確認してから消すようにしてください。
移行のときに気をつけたいこと
- Screens フォルダはこの手順の対象外にしています 。Screens はスクリーンショット画像の保存先であり、プロジェクトやテンプレート、検証データそのものではないためです。撮ったスクリーンショットも一緒に新しい保存先へ持っていきたい場合は、Projects・Templates・Data と同じ要領で Screens フォルダもコピーしてください。
- コピーが終わるまで古いフォルダは残しておきます 。新しい保存先で正常に動くことを確認してから、古いフォルダを削除します。
- ForexTester 6 を多重起動しないようにします 。移行作業中に新旧どちらかのフォルダを開いたまま、もう片方でも ForexTester 6 を起動していると、意図しない上書きが起きる可能性があります。
うまくいかないときの確認順
保存先を変えたはずなのに、プロジェクトが見当たらない、みたいなことになったらどうすればいいですか。
上から順番に見ていくと、原因が絞りやすくなります。
フォルダ名を間違えてコピーしちゃう、みたいなミスもありそうですね。
実際にありがちなミスです。特に Projects と Templates は名前が似ているので、うっかり片方だけコピーして終わったつもりになる、ということが起こりやすいです。3つのフォルダをまとめて選択してから一度にコピーする、という手順にしておくと、うっかり忘れを防ぎやすくなります。
関連する操作
保存先を整理できたら、次は何をすればいいですか。
保存先の整理は、あくまで検証を続けるための土台づくりです。データの置き場所が整ったら、実際にプロジェクトを作って検証を進めていく段階に進めます。
プロジェクトの保存先も、いま話してきたインストールフォルダと同じ場所になるんですか。
そうです。プロジェクトを保存すると、インストールフォルダの中の Projects フォルダに保存されます。つまり、インストール先を変更しておけば、今後保存するプロジェクトも自動的に新しい場所に保存されていくことになります。
ForexTester Online でも同じ手順か
ForexTester Online の場合も、保存先を自分で選んだりするんですか。
ForexTester Online はブラウザで動く別の製品です。この記事の手順は ForexTester 6 のものなので、そのままでは当てはまりません。二つの製品の違いは 1 本にまとめてあるので、どちらを使うか迷っている場合はそちらを見てください。
最後に、よく聞かれそうなことをまとめておきたいです。
保存先の既定の場所、変更できるかどうか、すでにインストール済みの場合の手順のあたりは特に質問が集まりやすいところです。まとめて載せておきます。
最初に押さえる3点
今日教えてもらった内容をおさらいすると、ForexTester 6 のデータ保存先はインストール先フォルダで決まっていて、変更もできる、ということですね。
そのとおりです。データの保存先はインストール時に指定するフォルダで決まる、既定は「C:\ForexTester」というフォルダ、すでにインストール済みの場合は Projects・Templates・Data の3つのフォルダをコピーして移行できる、この3点を押さえておけば、Cドライブの容量が厳しくなってきたときにも落ち着いて対応できると思います。
ありがとうございます、まずは自分のインストール先を確認するところからやってみます。
分からないことが出てきたら、遠慮なく聞いてください。最初から完璧な環境を作ろうとしなくて大丈夫です。まずは既定のフォルダのままで動かしてみて、容量が厳しくなってきたタイミングで移行を考える、というくらいの気持ちで十分です。
気が楽になりました。少しずつ整えていきます。
そのペースで十分です。困ったときは、この記事の「うまくいかないときの確認順」を見直しに戻ってきてください。
FAQ
よくある質問
- ForexTester 6 のデータはどこに保存されますか
- インストール時に指定したフォルダに保存されます。特に変更していなければ、公式サポート情報によると既定の保存先は「C:\ForexTester」というフォルダです。
- データの保存先はあとから変更できますか
- 変更できます。専用の設定画面があるかどうかは公式サポート情報からは確認できていませんが、公式サポート情報が案内しているデータ移行の手順(インストール先フォルダの中身をコピーして、新しい場所に置き直す)を使えば保存先を変更できます。
- インストール先フォルダの中には何が入っていますか
- 公式サポート情報によると、少なくともProjects(プロジェクトファイル)・Templates(テンプレート設定)・Data(ソフトの動作に関するデータ)・Screens(スクリーンショットの保存先)の4つのフォルダが入っています。
- インストール先にProgram Filesフォルダを指定してもいいですか
- 公式サポート情報では推奨されていません。不具合が起きる可能性が高いことが案内されているため、別のフォルダを指定することをおすすめします。
- 保存先を変更したのにプロジェクトが見当たらないときは
- コピーしたフォルダ名(Projects・Templates・Data)がコピー元とコピー先で一致しているか、新しいインストール先と実際にコピーした場所が一致しているかを順番に確認してください。
- ForexTester Online でも保存先を指定できますか
- 本記事の手順は ForexTester 6 のデスクトップ版を前提にしたものです。ForexTester Online はブラウザ上で動作する環境のため、この記事の手順の対象外です。